【提案実現】SVSによる弱視の早期発見(4歳~5歳のお子さんのいる方は必読)

3月議会で提案した弱視の対策が早速実現しました。

人の視覚は限られた時期にしか発達しません。発達のピークは生後3か月~18か月とされており、8歳頃には発達が終わってしまいます。

視覚の発達時期に常にものをはっきりと見ることが非常に重要です。斜視や屈折異常、先天性白内障などの疾患があると、正しい情報が脳へと伝達されず、視力が発達しないため、眼鏡やコンタクトレンズで矯正しても良く見えない弱視になってしまいます。

しかし、弱視の要因を早期に発見し、早い段階で治療を開始できれば、視力の発達が期待できます。そのため、視覚の発達時期を逃さずに治療することがたいへん重要です。

高松市では2022年9月6日から3歳児健康診査の目の検査において、屈折検査を行うことができるSVS(スポットビジョンスクリーナー)を導入しました。

これ以前に3歳児健診を受けた子どもは、弱視であっても、それに気づいていない可能性があります。

そこで、SVS導入前の子ども(2018年4月2日~2019年2月11日生まれ)に対し、経過措置として、SVSを使用した目の検査を実施できるようにすることを提案。このたび実現しました。

詳しくは高松市のHPをご覧ください。

当時の提案はこちら

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